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油糧作物、カメリナの潜在生産力を研究します。

ファゼンダ藤田では油糧作物、カメリナの潜在生産力の発現を研究し特に生産能の支配要因の解析を行っています。抗酸化作用を生かした食品に次世代のバイオディーゼル油・ジェット燃料としてカメリナの可能性を探求していきます。

「カメリナ・サディバ」あるいは単に「カメリナ」と呼ばれる植物で小麦の輪作作物として知られる。ヨーロッパ(スイス・ギリシャなど)で3千年間に渉って栽培され近年では、アメリカ、カナダ等で栽培されている。種子から絞られる油は、カメリナ油(False flax oil)として食用、またバイオディーゼル燃料の原料としても近年注目されている。2011年から日本では初めて栽培を開始し、2014年には約3トン・ヘクタールの子実収量を達成しました。
カメリナの特徴と利用
Camelina sativa
カメリナ・サディバ(和名:ナガミノアマナズナ)
アブラナ科 Brassicaceae
アマナズナ属 Camelina
用途
1.バイオディーゼル油・ジェット燃料
カメリナ油はジェット燃料としても利用可能で大気へのCO2放出が80%減少(2009年以降)
●低温下で固化し難い(不飽和脂肪酸の低融点のため)。
2.食品として
1)子実成分:ω-3脂肪酸(脂肪酸の38~45%)アマでは60%、キャノーラで6.6%)。DHAとEPAを含む。
2)子実に高濃度のビタミンE:高い抗酸化能カメリナ油の酸敗防止。
3)子実に抗ガン作用を示す成分を含む(Das et al.2014)
開花盛期
2014年7月15日
01
完熟期
種後77日、8月8日
03
子実肥大期
播種後70日、8月1日
02
収穫期
播種後78日、8月9日 ●子実収量は、約2トン/ha
04

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